アメリカにおける各州のギャンブルに関する年齢:カジノを利用できる最低年齢

アメリカでギャンブルをする人たちからよく質問されるのは、合法的なギャンブル年齢についてです。これは州によって、18歳または21歳以上となっています。さらに、この年齢はゲームの種類やカジノの種類(ネイティブアメリカンの経営か否か)によっても異なります。この一般的なご質問の指針にしていただけるよう、この記事では全米におけるギャンブル年齢の簡単なガイドラインをお話しします。

年齢制限について

年齢制限はギャンブルを行う場所によって異なります。米国の大半の州では、実店舗カジノでもオンラインカジノでも、21歳以上でないとギャンブルはできません。カジノでアルコール飲料を提供していない州(10州以上あり)では、18歳以上でもカジノでギャンブルができます。さらに、ギャンブルは連邦法では禁止されていないものの、州法で独自の規制を課すことが可能です。その場合、州政府のゲーミング委員会がその州を対象とした規則や規制を取り決めています。

ラスベガスでの年齢制限

多くの人が知りたいのは、ラスベガスでのギャンブルに関する規制でしょう。ラスベガスでの規定は次の通りです:ラスベガス、そしてネバダ州のその他の場所でギャンブルができるのは、21歳以上となっています。隣接したカリフォルニア州での合法的なギャンブル年齢は18歳以上ですが、ほとんどのカジノでアルコール飲料を販売しており、それらのカジノへは21歳以上でないと入場できません。

18歳以上の人がギャンブルを行える州

多くの州では、カジノでギャンブルができるのは21歳以上となっていますが、一部の州では18歳から可能です。その違いの多くは、カジノでアルコール飲料を販売しているかどうかによります。最低年齢が18歳の州はカリフォルニア、フロリダ(ネイティブアメリカン経営のカジノでのビンゴとポーカーのみ)、アイダホ、ミシガン、ミネソタ、モンタナ、ニューヨーク、オクラホマ、ロードアイランド、ワシントン、ウィスコンシン(ネイティブアメリカン経営の2軒のみ)それにワイオミングです。一部の州ではアルコールを出さないカジノに限り18歳以上を受け入れていますが、通常はネイティブアメリカンが経営するカジノに限られています。

一方、ジョージア州にはギャンブルを禁止する厳しい法律がありますが、岸を離れたクルーズ船上では18歳以上の人がギャンブルをすることが許されています。

オンラインギャンブルの年齢制限

オンラインギャンブルについては年齢制限が異なる場合もあります。州や国によって実店舗カジノとオンラインカジノに異なる規制を設けている場合もあります。また、年齢制限がポーカー、カジノ賭博、スポーツ賭博によって異なる場合もあります。

最少年齢未満のギャンブラーへの対応

規定された最少年齢未満の人が、自分の意思で違法であることを知りながらギャンブルを行った際には罰金が課せられ、軽犯罪として裁判所の召喚状を受け取ることになります。未成年プレイヤーを入場させたことが判明したカジノには、罰金(最も軽い場合)が課せられますが、違法行為を繰り返すと営業ライセンスを失う場合もあります。そのため、大半の実店舗カジノや合法的なウェブサイトでは未成年のギャンブルを防止するために様々な努力をしています。

アメリカのカジノで運だめしをしたければ、規則をよく読んで罰金や召喚状といった事態を避けるよう心がけましょう。